■ 導入(背景)
近年、原材料価格の高騰やサプライチェーンの変動など、製造業を取り巻く環境は大きく変化しています。
こうした不確実性の高い時代においても、インダストリー部では「安定した品質」と「持続可能なものづくり」の両立を重要な使命と考えています。
その実現に向けた取り組みの一つが、製造現場における継続的な改善活動です。
■ 課題認識
製造現場では、わずかなムダや非効率の積み重ねが、コスト増加や品質のばらつきにつながります。
特に電子機器製造においては、高精度かつ安定した工程管理が不可欠です。
そのためインダストリー部では以前から、単なるコスト削減ではなく、
**「品質を維持・向上させながらムダを削減する」**ことを重要なテーマとしています。
■ 取り組み(5S+コスト意識)
インダストリー部では、年度ごとにテーマを設定し、5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を軸に改善を推進してきました。
今年度はその活動をさらに一歩進んだものに昇華させるため
**「6つ目のS=習慣化」「コスト意識の向上」**をテーマに掲げました。
具体的には:
・作業導線の見直しによる移動ロス削減
・工具・部材の定位置管理の徹底
・作業時間の可視化と標準化
・小さな改善の積み上げ(改善提案)
これらに取り組み、現場一人ひとりが「コスト」を自分ごととして捉え、日々の業務に反映していきます。

■ 成果・価値
インダストリー部は、従来からの5S3定活動により、作業効率の向上、不良発生リスクの低減、
製造コストの最適化を実現してきました。
重要なのは、単なるコスト削減ではなく、品質を維持したまま価値を高めている点で、結果としてお客様には
Q. 安定した品質
C. 適正な価格
D. 信頼できる供給体制
を高いレベルで還元できてきたと言えます。

■ 環境・持続可能性への視点
また、ムダの削減はコスト面だけでなく、資源の有効活用にもつながります。激動する世界情勢下での資源の希少化や
気候変動への対応など、インダストリー部は、現場改善を通じて環境負荷の低減にも貢献しています。
日々の小さな改善の積み重ねこそが、持続可能な製造の基盤であると考えています。
■ 今後の展望
今後もインダストリー部は、変化する社会環境に柔軟に対応しながら、現場主導の改善活動を継続していきます。
そして、品質・コスト・環境のバランスを追求し、
お客様に選ばれ続けるものづくりを実現していきます。